ゴーヤが苦手にワケがあり
ゴーヤが苦手です。
ゴーヤがというより、苦い食べ物が苦手です。
子供の頃はピーマンが苦手でした。母が何とかピーマンを食べさせようと、肉詰めピーマンを作ったり、小さく切って野菜炒めに入れたりしても、どうしても苦くて食べられず、「わがまま言わずに食べなさい。」と怒られてました。
ピーマン嫌いは小学生の時に克服しましたが、ゴーヤは今でも食べられません。
そんなゴーヤ嫌い、単なる嗜好の問題ではないと理由が分かかりました、遺伝子検査で。
好奇心で遺伝子検査をしてみたのですが、その結果が戻ってきて検査結果を見てみると、「苦み感知度遺伝子」という項目があります。
苦み感知度遺伝子?初耳です。
「この遺伝子は苦み成分の受容体として、食品などに含まれる苦み成分と結合することで苦みを感知する機能があります。」と説明があります。
遺伝子の型によって、検査結果が「低い」「やや高い」「高い」の3つに分かれることになると。
結果は、苦み感知度が「高い」。
苦い食べ物が苦手なワケが分かった!
遺伝子の型の違いで、普通より苦みを感じやすくなっているわけです。
自然界で苦みは毒をあらわすので、こどもは苦みが苦手、成長していくに従い大人の味覚になれば苦みを楽しむことが出来る、出来ないのは味覚がまだこどもだからだ!というわけではなかった。
ただの好き嫌いのせいでもなかった。
大人なのにゴーヤが苦くて食べられません、なんて恥ずかしかったのですが、遺伝子の型のせいなら、まあしょうがないかと受け入れられます。
ちなみに子供の頃のピーマン嫌いを克服したレシピは、ピーマンとフジッコの炒め物。
ピーマンが油でコーティングされて苦みが若干マイルドになるうえ、フジッコの旨味がピーマンの苦みに勝ち、美味しく食べられました。フジッコって優秀です。