リハビリメニュー

腿の外側(外側広筋?)の肉離れをしたのですが、ケガして1週間ぐらいは歩くのは脚を引きずりながら、階段を昇り降りするのが困難な程度でした。2週間経過した時点では、痛みは1週間目より減って、歩いている見た目は普通だけれど、早歩きや走ることはできない状態。そして患部の近くはボコッと筋肉が腫れています。

そんな状態のときの整形外科でのリハビリメニュー。

リハビリメニューの開始は、患部の温めです。温めてある中身がゲル状のもの(アイスノンみたいなもの)を患部にあてて、バンドで固定してじんわりと温めます。時間は、計ったことがないので分かりませんが、5分ぐらいでしょうか。

患部が温まったら、次は電気を流します。流れる電気の刺激の強さは調節してもらえますが、どの程度の刺激が患部にくればいいのか、毎回悩みます。「電気の強さはこれくらいでいいですか?」と聞かれて、「はい、それで結構です。」と答えてますが良く分かっていません。電気を流しているのは5~10分ぐらいですかね。

電気が終わったら、ベッドに行って軽い筋トレとストレッチメニューです。

長座になり、ケガしている方の脚の膝裏に手をあてて、ひざ下の曲げ伸ばし✖10回。

次にまた長座で、ケガしている脚の膝下にまくらを置いて、枕つぶし✖10回。枕つぶしは膝を伸ばした時に、前腿に力を入れること。足首の角度をダランとするのではなく、天に向けて直角になるようすると、より前腿に力が入るとの理学療法士さんのアドバイスあり。

ひざ下曲げ伸ばしと枕つぶしを1セットにして、それを3セット。やっていて痛みが出たら、ほどほどに。

それが終わったら、ベッドに仰向けに寝て、両脚のひざを90度位の角度にたて、両脚を合わせて左右にパッタン、パッタンと倒す✖10回。理学療法士さんによると、このリハビリはストレッチの効果があるとのこと。

両脚パッタンパッタンが終わると、理学療法士さんによる施術です。患部や痛みを見極め、硬くなっている組織をマッサージして、硬さを取っていきます。ある程度硬さを取ったら、自分一人ではできない理学療法士さんとの一対一の、患部に効く筋トレです。なんとも説明しづらいのですが、理学療法士さんが効かせたい部分の筋肉の動きに制限をかけるように力を加え、その力に抵抗するように力いっぱい脚を動かします。どこに効かせたいのか施術を受けている側は分からないので、これを一人でやることは無理。でも施術をされたあとは痛みが少なくなるし、動きも良くなります。(ケガして1週間目は患部の痛みが強すぎて、理学療法士さんとの筋トレは無く、患部を除いた患部周辺の硬くなっている部分のマッサージのみ。)

理学療法士さんの施術を受けているときが、リハビリメニューその他の疑問を聞くチャンスです。

「触っただけで、肉離れを起こしている部分がよく分かりますね。肉離れをしていない部分の筋肉が腫れているから、パッと見は腫れている部分が患部だと思いそうなものですが。」と聞いてみたら、

「肉離れを起こした部分は陥没しているので、触ると分かります。腫れには惑わされません。」

失礼いたしました・・・。

こんな感じでリハビリメニューは終了です。肉離れをおこしてもうすぐ3週間ぐらいたつので、筋肉の腫れや患部の痛みがかなり減ってきました。次回あたりリハビリメニューの内容が変わるかもしれない。