トクトクブックとジェットボイル

4月になったら高尾山に行かなくては。

なぜなら、高尾山トクトクブックを入手する必要があるからです。ついでに川苔山でうまく使えなかったジェットボイルの練習もしたい。ということで、先日、高尾山にトクトクブックの入手とジェットボイルの練習のために行ってきました。

高尾山トクトクブックは、京王線高尾山口駅の改札外のラックにたくさん置いてあり、入手出来てひとまず安心。毎月高尾山に行っているので、月ごとに変わる植物のスタンプ集めが楽しみです。今回はスタンプを集めると先着で貰えるピンバッジがイワタバコで、来年3月にピンバッジを貰えるよう頑張ろうという気になります。

この日は高尾山口駅到着前、6号路を通ってまだ咲いているかもしれないハナネコノメを見ようと思っていました。が、歩きだしたらすっかり忘れて、うっかり稲荷山コースから登り、1号路を下りてきてしまいました。下山時に1号路でヨゴレネコノメを見て、「あっ!6号路に行かないで下山してしまった!」と気づきました。うかつです。

さて、いつも混んでいる高尾山山頂。そんなところでジェットボイルの練習も邪魔だなと思い、多くの人たちが登り始める10時ごろには下山しているよう、7時過ぎに登り始めました。

そんな時間帯に登り始めても、8時ごろには山頂方面から下りてくる登山者や、犬を連れた散歩中のご近所さん風の人と行き会います。山頂には8時20分には着きましたが、いるのは10人程。これなら邪魔にならないだろうと、説明書を見ながら組み立てたジェットボイルをテーブルの上に設置。

火力調節つまみを回してガスを出し、点火ボタンを押して火をつけます。シューッというガスが出ている音がするものの、点火されたガス火がうすーい色でよく見ないと見えません。荒天の川苔山では、ガスの音は聞こえど、火が見えず、このまま使っていいのか不安になり、使うのを諦めたのでした。安全な高尾山なら慌てることなく、じっくり火の観察をすることができます。

それからクッカーを取り付けて、無事お湯を沸かすことができました。この日はカップラーメンではなく、カップ入りのお味噌汁を持って行ったので、山頂で温かなお味噌汁を飲めました。温かなものをお腹に入れると、何だかホッとします。

そして人の少ない山頂を後にし、10時には下山終了です。

余談。下山後に駅そばの売店(楓)で焼き団子を購入しましたが、焼き団子の串を返却すると10円返してもらえるシステムでした。いつも登山開始時はお店が開いておらず、下山後は蕎麦屋に寄るので、ここで焼き団子を購入するのは初。ポイ捨てを防止する仕組みだと思いますが、人の行動をよく考えています。わたしももちろん、串を返して10円返金してもらいました。